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住宅ローン控除期間中に住宅ローンの繰上げ返済した方が得か?

住宅ローンの繰上げ返済を住宅ローン控除期間が終わってから実施した方がいいか、控除期間中も実施していった方がいいか、ググっても両方の意見があってモヤモヤしたので、自分で計算してみた結果です。

【この記事は妻への共有が主目的です。】

 

死亡時などに住宅ローンが保障されたり、住宅ローン中にためたお金で資産運用で儲けたりするのは、ややこしくなるので一旦省きます。あくまで、ローン金額と控除の合計での比較です。

 

 

住宅ローンの条件

  • ローン金額 2800万円
  • ローン期間 35年
  • 変動金利0.875%(変動だけど計算上は金利固定)
  • 元利均等
  • ボーナス返済なし
  • 毎月の返済額 77,419円

 

計算の仕方

住宅ローン返済シミュレーション | 三井住友信託銀行

  • 借入諸費用は除く
  • 住宅ローン控除額は各年のローン残額の100分の1で、100円の位切り捨て

 

計算の結果

繰上げ返済をしない場合

  • 総返済額 32,515,874円
  • ローン控除合計  -2,401,000円
  • 合計  30,115,874円

 

繰上げ返済を10年間後から開始する場合

  • 総返済額  30,203,949円
  • ローン控除合計  -2,401,000円
  • 合計  27,892,949円

※リンク先の計算式の設定上、一か月の繰上げ最大は300万円なので、10年目は複数ヶ月にわたり繰上げ返済を実施

 

繰上げ返済を1年1か月目から毎年250万円実施する場合

  • 総返済額  29,167,133円
  • ローン控除合計  -1,060,000円
  • 合計  28,107,333円

※9-10年目くらいでローン返済完了

 

 

考察

  • 繰上げ返済はした方が絶対良い。
  • 住宅ローン控除後にローンの一括繰上げ返済しても、住宅ローン控除期間中にローンの繰上げ返済していっても、お金の合計ほとんど変わらない。あとは、年収によるローン控除の効き具合や、育休期間で年収が下がった場合にローン控除が減る分をどう考慮するかで、ローン控除期間中の繰上げ返済をするか判断すれば良さそう。
  • 金利が非常に低い昨今、ローン控除し10年内に返済できれば、ローン金額を実質払わなくてもよくなるのは、改めてすごいと思う。今の金利は計算の0.875%よりもさらに低いし。

 

計算は簡単にできるので、自分の年収や予定金利に合わせて、自分で計算してみるのがおススメです。